投資信託の買い方と売り方

  • 2018-07-16
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投資信託を実際に売買するときには、どのような形で買い・売りの注文を出せばよいのでしょうか?ここでは、投資信託の売買方法のしくみや基本を解説してきます。


証券会社が銀行に口座を作る

投資信託を購入するには銀行や証券会社などの金融機関に投資用の口座を開設する必要があります。証券会社の場合は「証券総合口座」に含まれていますが、銀行での取引の場合には投資信託の専用の口座を作る必要があります。


銀行で買い方

銀行ではもともと投資信託の扱いはできなかったのですが、1998年12月に銀行での窓口販売が解禁されています。

ただし、通常の銀行の総合口座では投資信託の管理ができないため、投資信託のための口座を開設する必要があります。なお、最近では新生銀行のパワーフレックス口座のように銀行口座に投資信託等の投資もあらかじめ可能になっているような口座を提供するところも多くなっています。


証券会社での買い方

証券会社の場合はもともと投資信託等の投資商品を売買するための口座であるため、証券会社に口座を開設すればいつでも投資信託が売買できます。

銀行よりも特化している分、取引可能な投資信託の数は豊富です。


「投資信託はどこで買っても同じ?」でも別途説明していますが、個人的には証券会社で投資信託を購入する方をお勧めします。

しかしながら、銀行の場合は今使っている銀行で手軽に投資ができるというメリットはあります。


投資信託と基準価格

投資信託における「基準価格」というのは株式投資における「株価」と似ています。要するに現在の投資信託の1口当たりの評価額を示しています。投資信託が保有している投資商品は日々変動しています。こうした変動を値洗いして再計算したものが「基準価格」となります。

基準価格は毎日変動する

投資信託の基準価格は新聞などに掲載されいている通り、毎日変動しています。

当然投資信託の投資商品は毎日変動しているからです。


たとえば100万円を運用する投資信託があるとします。100口に分けているので1口あたりの価値は10000円です。


この投資信託が100万円でA株50万円、B株50万円に投資をしたとします。

翌日株価が変動して、A株が49万円、B株が54万円になったとします。


すると、この投資信託の純資産は103万円になるわけです。100口ですから1口あたりの基準価格は10300円になるわけです。


実際はこんな単純ではありませんが、仕組み自体はこのようなものです。

また、投資信託を運用するために必要なコストなど(信託報酬)は日々の信託財産から控除されています。こうした手数料も含めて基準価格は日々変動しているわけです。


基準価格とファンドの成績は別物

まず、知っておきたいものとして投資信託の基準価格と投資信託の成績は別物だということです。基準価格というものはあくまでも現在の投資信託の財産を口数で割ったものです。


基準価格が15000円のファンドは基準価格8000円のファンドよりも運用が上手というわけではありません。


たとえば、分配金(収益分配金)を出すファンドと出さないファンドとでは当然基準価格は異なります。また、ファンドの中には口数分割を行うようなケースもあります。このような場合は当然基準価格は小さくなります。


投資信託の成績を評価する場合に重要なのは基準価格ではなく、「騰落率」や「ベンチマークに対する超過収益の大きさ」が挙げられます。


投資信託への投資と基準価格

なお、投資信託を売買する場合は、翌日(値洗い時点)の基準価格で売買することになります。本日時点の基準価格ではない点に注意してください。

詳しくは「ブラインド方式」の項目をご覧ください。


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